拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、立教大学 経営学部 国際経営学科からの依頼により、APEV会員でもあるBMW Japanがワークショップ講義への協力を行いました。これは、同大学同学科が秋に実施しているゼミ形式の科目で、「社会課題の解決は誰がするのか」をテーマとし、実際にこうしたテーマに取り組む企業や団体の現場に出向いて(もしくは担当者が大学に出向いて)学生とのセッションを行うものです。
今回は、そのシリーズのうちの1回を弊会が仲立ちさせていただき、BMW社としても世界初でオープンした「iシリーズ」のブランドショールームにて開催しました。
敬具
- 記 -
【日 程】2016年11月17日(木)13:30~15:30
(一時間程度の講義のあと、EV試乗会の実施など)
【会 場】BMW iブランド・ショールーム
「BMW i Megacity Studio」(東京都港区)http://bmw-i.jp/Megacity/
冒頭では「日々クルマに乗って移動することはほとんどない」「乗っても数か月に1回くらいかな」という声の多かった典型的な都市型タイプの学生の皆さんでしたが、
【開発】
車体には炭素繊維強化樹脂(CFRP)を採用し「軽くて堅い素材」にしただけでなく、シートおよびドアパネルにも1台あたりペットボトル約27本分の素材を利用するなど、環境負荷の低い素材を導入していること
【生産】
工場で使用する電力の100%は風力や水力などの再生可能な資源によって賄われていること
【利用】
エミッション(排出ガス)フリーであるだけでなく、電力を有効的に利用できる設計となっていること
など、「開発-生産-利用」の各プロセスで徹底した「サステナビリティ(持続可能性)の実現」にこだわったBMW社のお取組みの話を聞くうち、「こんなEVには乗ってみたい」と目を輝かせていた学生もいました。
講義の後には、実際に展示車に乗ってシートなど内装の様子を見てみたり、外に出て実際に運転してみたいという学生も数名おり、講義で聞いた「加速の良さ」や、「回生ブレーキ」などEVならではの機能を実体験してみました。
こうした「持続可能な次世代モビリティ」の開発の背景等を直接企業のかたにお聞きしたり、実際にEVに触って乗ってみるなどの体験は、学生の皆さんにとっても大変貴重な機会となったと思います。ご協力くださったBMW Japanの皆様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
- 以 上 -
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