拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、台湾貿易センターからの依頼を受け、11月1日(火)に台湾 台北市で開催された「電動車産業市場趨勢検討会」に協力・参加して参りました。弊会の鈴木理事による講演、田嶋代表理事も参加したEVビジネス事例に関するディスカッションなどの様子をご報告させていただきます。
敬具
- 記 -
【日 程】2016年11月1日(火)14:00~16:30
【会 場】台湾 台北市 台北世界貿易センター 第5会議室
【主 催】台湾貿易センター(TAITRA) http://www.taitra.gr.jp/
【会合概要】
14:00-15:00 「日本のEV市場の普及方策と動向」
講師: 鈴木 高宏(APEV理事)
(東北大学 未来科学技術共同研究センター(NICHe) 教授)
15:00-15:20 休憩+名刺交換
15:20-16:00 「世界のEVビジネスの成功と失敗(日本の事例を中心に)」
司会: 椎木 衛(APEV事務局長)
講師: 田嶋 伸博(APEV代表理事)
鈴木 高宏(APEV理事)
16:00-16:15 「2017年台湾国際電気自動車展(EV TAIWAN)紹介」
台湾貿易センター展示会 EV TAIWAN担当
蘇琬茹 / Goya W.R. Su
16:15-16:30 質疑応答/交流会
この会合は、台湾の企業が主要な輸出先である日本のEV動向を知る機会とするため、台湾貿易センターが企画したものです。
会に先立ち、中華民国対外貿易発展協会 展覧業務所の陳 建坤副所長がご挨拶され、参加者に対して「これからEVのマーケットはますます重要になっていく。今日のような機会をうまく生かし学んでいこう」と述べられました。続いて、「日本のEV市場の普及方策と動向」をテーマに、鈴木 高宏理事が講演。主要国のEV普及の実態をデータをもとに解説したのち、長崎県五島列島での実践結果や、東北大学での最新の研究内容などを紹介しました。
会合の後半は、世界のEVビジネス事例を提示しながら、成功要素・失敗要素について田嶋代表理事・鈴木理事が解説を行いました。自身が会社経営者でもある田嶋代表理事からの現実的なコメントにより会場の熱気が高まり、参加企業の関心の高さがうかがえました。
会の最後に行われた質疑応答では、現地の部品メーカー経営者やバッテリー技術者からの具体的な日本-台湾連携ビジネスについての提案などもあり、最後まで参加者の熱意あふれる意義深い会合とすることができました。
台湾貿易センターでは、来年4月20日~23日に台北市にてEV TAIWAN(台湾国際電気自動車展)の開催を予定しています。電気自動車普及協会は、今回の会合協力・参加をご縁として、今後も引き続きEV普及活動をご一緒して参ります。
以上
★写真入りのフルレポートはこちら