会員・報道機関各位
皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)では「国際学生EVデザインコンテスト2019」を開催しており今回で4回目となりました。このたび「東京モーターショーシンポジウム2019」プログラムの一つとして「最終審査・表彰式及びAPEVシンポジウム」を開催いたしましたのでご報告いたします。
ご来場の皆様には、心よりお礼を申し上げます。
「記」
日 時:2019年10月27日(日)午前10時30分~16時30分
場 所:東京ビッグサイト会議棟6階605-608会議室
〇午前の部:10:30~12:30
1)基調講演「100年後のクルマ -モータ/キャパシタ/ワイヤレス-」東京大学大学院教授 堀 洋一 氏
堀先生が研究されている、重い電池を積まずにワイヤレスで充電しながらキャパシタを電源として走る電動車のお話をされました。
(発表資料はAPEV会員専用SNSに掲載)
2)シンポジウム「-自動車業界100年に一度の大変革期に於ける-「デザイン教育の在り方とは!」
デザインコンテストの審査委員を務めた中村史郎氏・奥山清行氏・長屋明浩氏がパネラー、山下敏男(INTERROBANG DESIGN (株) 代表・APEV 理事)がモデレーターになり、モビリティに課せられたCASE/MaaS/SDGs等の課題を、デザイナーの・Mission・Education・Passionの3つの切り口から、どのようにすれば良いのかを論議して頂きました。
〇午後の部:13:30~16:30
3)田嶋代表理事のAPEV及びコンテストの説明
4)2次審査を通過した国内外の学生10チームによるプレゼンテーション
5)講演「太陽エネルギーで走る電動車の未来」早稲田大学 招聘研究員 廣田 壽男 氏
廣田先生が国際エネルギー機関 太陽光発電パワーシステムプログラム タスク 17 'PV and Transport'運営責任者として研究している、化石燃料を使わず太陽エネルギーのみで走る実用的な電動車を話されました。
(発表資料はAPEV会員専用SNSに掲載)
6)審査会(上記講演の間)
7)表彰式:審査の結果下記の通りになり、プレゼンターから賞状・トロフィー・副賞目録が贈呈されました。年々、プレゼンテーションが進化しているとの審査委員の感想がありました。
<賞と受賞チーム> 賞名:国名/学校名/チーム名/副賞
最優秀賞グランプリ:Japan/HAL東京/APEX/20万円
経済産業大臣賞:Japan/HAL大阪/T2D/10万円
国土交通大臣賞:Japan/産業技術大学院大学/AIIT TOKYO/10万円
カーデザインアカデミー賞:Japan/千葉工業大学/HyKs/ CDAトータルコース受講権利 1名分
トゥールズインターナショナル賞:Tunisia/Car Design Academy/Jimaxon/コピック30周年記念セット
ベネッセ賞:Korea/国立インチョン大学/ID-WORKS/ベネッセアートサイト直島2020年カレンダー&草間彌生クリアファイル2種類
CCCマーケティング賞:Japan/東京工科大学/Kurage/ Tポイント10万ポイント
■山下敏男実行委員長のデザインコンテスト総括(報告書に寄せて)
今回、作品のテーマは災害・高齢化・環境・ライフスタイル・教育など幅広く扱
われ、学生の問題意識が確実に進化していることを感じた。今世界で求められる
課題が凝縮していた点で、本コンテストが国際的視点を持ち得ていることが特筆
できる。又、学生の育成を目的としている当コンテストの大きな特徴であるワー
クショップを2回実施したが、最終審査作品にアドバイスの効果が表れていた。
コンテストの趣旨を理解して頂いた審査委員・後援・協賛・サポーターの皆様の
ご協力で、当コンテストが成り立っていることは感謝に堪えない。
第5回目のさらなる成功に向けた盛り上げに努力していきたい。
■写真入りの詳細報告書はこちら
★お問合せ:一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)内
EVデザインコンテスト事務局 安嶋
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