関係各位
皆様には平素より弊会の活動にご協力賜り心よりお礼申し上げます。
一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV)がCEATEC2022で行ったイベントをま
とめてご報告します。
ご参加下さった皆様に厚くお礼申し上げます。
「記」
1.CEATEC 2022出展
◎APEVブース名:APEV Design Contest 2022
幕張メッセCEATEC2022で新たに開かれた「パートナースパーク」内 ホール6
小間番号 P017
◎出展:2022年10月18日(火)~10月21日(金)の間、APEV及び企業*による共同
出展。国際学生"社会的EV"デザインコンテストを軸にした取り組みについてポス
ター・パンフレット・動画などで紹介した。
*出展企業:MONET Technologies㈱、日野自動車㈱、日本アイ・ビー・エム㈱、
デル・テクノロジーズ㈱、㈱電脳交通
2.「国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022」最終審査&表彰式
◎日時:2022年10月18日(火)14時30分開演-17時終演
◎場所:幕張メッセ CEATEC2022会場内トークステージ セッション番号:B141
◎内容・時間割
14:30 ご挨拶:APEV会長 鈴木 正徳
コンテスト説明:実行委員長 山下 敏男
14:40 作品発表:12チーム
15:40 基調講演:「タクシー業界のDXから実現する次代の地域交通」
講師:㈱電脳交通 代表取締役社長 CEO兼Founder 近藤 洋祐 氏(この間
別室で審査)
16:20 表彰式
16:52 総評:審査委員長 藤原 洋
16:57 記念撮影
17:00 終演
◎審査結果
審査委員*が参加チームの最終作品発表をリアルに評価し協議の結果、下記の8
チームが栄冠を獲得した。
賞名: 学校名 / チーム名
最優秀賞 グランプリ:東京都立大学 大学院/Sakai Mobility Systems
経済産業大臣賞:千葉大学&九州産業大学/TARAKO&PEANUTS
国土交通大臣賞:東京都立大学 大学院/TMU-torapo-B
環境大臣賞:HAL Tokyo/HALO!
審査委員特別賞:千葉工業大学 大学院/FLAT
審査委員特別賞:(India)National Institute of Design, Transportation
and Automobile /Shunya
MONET Technologies賞:千葉工業大学 大学院/Costa
日本IBM賞:東京都立大学/MINK
*審査委員長:藤原 洋:APEV 理事、株式会社ブロードバンドタワー代表取締役
会長兼社長CEO
*審査委員:(敬称略、50音順)
井原 慶子:Future(株)CEO、カーレーサー、日産自動車㈱取締役
竹岡 圭:モータージャーナリスト、日本自動車ジャーナリスト協会 副会長
松本 博子:女子美術大学 理事 副学長 研究所長 芸術学部 デザイン・工芸
学科 教授
脇田 玲:アーティスト、慶應義塾大学 環境情報学部 教授
田嶋 伸博:APEV代表理事、(株)タジマモーターコーポレーション 代表取締役
会長兼社長/CEO
*審査チーム(敬称略)
環境省 水・大気環境局 自動車環境対策課 自動車環境戦略企画官 河田 陽平
経済産業省 製造産業局 自動車課 自動車戦略企画室室長 田邉 国治
国土交通省 自動車局 車両基準・国際課 課長 猪股 博之
日本アイ・ビー・エム(株)クライアント・エンジニアリング本部担当 執行
役員 村澤 賢一
MONET Technologies(株)事業本部 商品企画部 部長 川鍋 彰大
デル・テクノロジーズ(株)、日野自動車(株)
◎基調講演「タクシー業界のDXから実現する次代の地域交通」 梗概
講師の近藤社長は徳島県のタクシー会社を再建する中で、配車業務をDX化する
電脳交通を2016年に立ち上げた。現在43都道府県のタクシー事業者が、この配車
システムを導入している。1)クラウド型配車システム2)配車コールセンター業務
委託3)地域交通ソリューションを中心に、事業を展開している。タクシーのEV化
についてもNEDOの採択事業で、EVタクシーの運行と給電の最適化を図るシステム
の開発・実証を第一交通産業と行う。
コンテスト参加学生に対しては「時間と出会いを大切にして皆さんの提案を育て
て欲しい」とのエールを頂いた。
◎藤原審査委員長 総評
今回コンテストのタイトルに「社会」と付けたのは、EVが単なる移動手段やエ
ネルギー問題を解決する手段だけでなく、将来性のある若者に社会課題に取り組
むアイディアを出して貰いたかったから。
その意図通りに12チームのファイナリストから素晴らしい提案を頂いた。
世界や日本の社会課題をあぶりだしてもらい、その課題を解決する為の前例にと
らわれないアイディアを出して頂いた。アイディアを実現する裏づけとしてのテ
クノロジーはメタバース・ライフサイエンス・ケミストリーなどが提案されていた。
Sakai Mobility Systemsチームの提案は、日本の食料自給率を高めるためにEVを
使った農業と言う素晴らしいアイディアで、実現性もありグランプリに選んだ。
是非、皆で若者を応援しよう!
◎このイベントの動画はYouTubeで公開中。
1)ご挨拶・コンテスト説明・12チーム作品発表
3.「国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022」オープンワークショップ
◎日時:2022年10月20日(木)13時開始-16時終了
◎場所:幕張メッセ CEATEC2022会場内 共創スペース
◎内容:「最優秀賞のビジネスモデル&リアル化を更に深堀」:作品がこのままの
形で出来るのか?サービス・技術・未来洞察等から協賛やCEATEC参加者で議論し、
深堀した。
◎参加者:東京都立大学 大学院/Sakai Mobility Systemsチーム、HAL Tokyo/
HALO!チーム、千葉工業大学 大学院/FLATチーム、岡山県立大学/Okayama
mobility clubチーム、協賛社
★写真入りの報告書はこちら
【コンテスト概要】++++++++++++++++++++++++
◎名称:国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022
◎目的:社会デザインとEVの可能性の研究を通して、次世代を担う融合型人材の
育成
今回のコンテストではテーマを「"社会デザインとEV"2040の提案」と題し期限を
明示したテーマを設定した。我々は、EVの役割を単なる移動体の観点からではな
く、人々の生活に必要不可欠なモビリティとしての在り方、そして人々の豊かな
暮らしとは何かを考えるコンテストにすべきだと結論付けた。
◎体制
◎主催:一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV)
◎後援(50音順):環境省、経済産業省、国土交通省、公益社団法人 自動車技術
会、東京大学大学院情報学環、東京都、一般社団法人 日本自動車工業会
◎協賛(50音順)
カーデザインアカデミー(ブランド名)、(株)ベネッセホールディングス、
CCCMKホールディングス(株)、デル・テクノロジーズ(株)、日野自動車(株)、
日本アイ・ビー・エム(株)、MONET Technologies(株)、(株)ワコム
◎賞金・賞品
最優秀賞:20万円+賞状、環境大臣賞・経済産業大臣賞・国土交通大臣賞:各
10万円+賞状、審査委員特別賞:10万円+賞状、協賛団体賞:協賛団体から提供
される物品等+賞状
++++++++++++++++++++++++++++++
【実行委員会連絡先】
一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV)内
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 情報学環・福武ホール