パイクスピークEVチャレンジ実行委員会では、2012年パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦した「E-RUNNER パイクスピーク スペシャル」の展示・報告会を、岡山市で行います。
TEAM APEV with モンスタースポーツは、2012年夏に行われた「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の総合優勝を目指し、オリジナルのEV(電気自動車)レーシングカー「E-RUNNER パイクスピーク スペシャル」で参加。モータースポーツを通じて、地球環境の保護と継続可能なモータリゼーションの提言を行いました。
ドライバーである"モンスター田嶋"こと田嶋 伸博も同大会7連覇を目指し、3日間の練習/予選では常にトップタイムを記録。EVによる初めての総合優勝へ盤石の体制を敷いたと思われましたが、迎えた決勝レースでは、スタート直後に思わぬメカニカルトラブルでリタイヤを喫しました。
しかしながら、6連覇中のディフェンディングチャンピオンがEVで新たな挑戦をスタートした事は、環境問題に対する意識に一石を投じ、大きな反響を呼びました。また技術的にも、世界一過酷なレースと言われる同大会への挑戦で得た成功と課題が、電気自動車の技術開発に大きな足跡を残したと言えます。
今回の展示・報告会では、レースに参加した実車の展示や、チーム監督 福武總一郎ならびにドライバー田嶋 伸博の声を通じて、レースへの挑戦から得た貴重な経験をジュニアからシニアまで幅広い方々にお伝えして行きます。